Interview

社員インタビュー

まちと暮らしを豊かにするため、
きょうも地域の声に耳をすます。

売買部門 法人営業部 主任

J. Kashiwagi

2015年入社

人と話すのが好きで、多くの人と関わることができる仕事がしたいと思い、就活では営業職を志望。リゾンを選んだ理由は、よくある不動産屋ではなく『地域のことを一番に考える不動産屋』だったから。入社後は賃貸営業を6年経験、年間契約1位にも輝く。現状に満足することなく、新たな領域へスキルの幅を広げるべく、2021年から法人営業部に配属。

01 -

土地活用は、スピード勝負でもあり、アイデア勝負でもある。

入社後は賃貸営業を6年経験。まわりの支えもあって着実に成長し、年間契約1位にも輝きました。 2021年から法人営業部に配属となりました。この部署のミッションは、地域の企業と連携した“まちづくり”。そのひとつが『まちづくりパートナーシップ協定』締結の推進です。協定企業様は400社ほど。より親密な関係を築くために定期訪問を行い、ただ単に物件の紹介をするのではなく、協定企業様に合った物件紹介をするよう心がけています。もう一つが店舗誘致や、地主様より土地の活用依頼があった際のリーシング活動をしています。この仕事はスピードが命。物件や建築の知識はもちろん、土地の利用価値を最大化するためのアイデアをいかに早く出せるかが重要です。たとえば農地。駐車場として利用するには広すぎる。そこで、一部を資材置き場として利用することを提案。建築系や物流系の企業にとっては、おなじ場所に駐車場と資材置き場があれば作業効率も上がり、喜んでもらえると思ったからです。課題解決のアイデアをあらゆる角度から検討し、戦略を練っていく。バシっとはまるアイデアがでたときは気持ちがいいです。

02 -

あらゆる規制を巧みにくぐり抜ける、リゾンのノウハウ。

法人営業部に配属されて、1年目に担当した案件が印象に残っています。和光市で70年もの間、家業として運営をしてきた牧場を廃業するとの話を伺いました。廃業後に残る1300坪と広大な土地の有効活用は、地主様の将来を左右する非常に大きなチャレンジです。大きな責任を感じるプロジェクトとしてスタートしました。スタート時に思ったことは「このエリアになにがあると喜ばれるのか」…考え抜いた結果、辿り着いたのが複合施設です。これが想像以上に大変だった。というのも地域の用途制限により、不動産の規模が制限されていたのです。1300坪の土地であっても、150坪の建物しか建てられない。これでは話になりません。社内の設計部署の上司にも都度相談し、テナントの誘致に手を挙げていただいた企業様と連携を取り、150坪ごとに土地を3分割に区切ることで、一体で敷地活用を実現する取り組みをおこないました。和光市役所や設計士との協議を経て、開発許可を取得。そうしてプロジェクト発足から2年後。複合施設が完成を迎えました。施設にはドラッグストアやコンビニ、塾、眼科など、あらゆるニーズに応えるテナントが入り、地域の方にも非常に喜ばれました。完成した建物を見たときの高揚感は、今でも忘れられません。

03 -

もっと売り込まないと!お客様から、よくいじられます。

いつも心に留めているのは、お客様に喜んでもらえるような、信頼してもらえるような仕事をしようということ。営業としてオススメできないものは、正直に伝えます。営業というと利益重視のようなイメージを持たれるかもしれませんが、リゾンはあくまで顧客満足が第一。逆の立場になった時でも嬉しいと思えるような提案を心掛けています。あまりに商売っ気がないので、お客様からは「相変わらず不動産屋っぽくないよね」「もっと売り込まないと」なんて冗談を言われることもあるくらいです。目先の収益性に執着しないのが、リゾンの営業。これこそがまちづくり企業のあるべき姿だと思っています。ベテランの先輩たちの仕事ぶりを見ていると、自分はまだまだと思うことばかり。今は、憧れの上司に1日でも早く近づくことが直近の目標です。なんでもできる、知識もすごい、スピード感もマッチングさせる力もすごい。数年ではそのレベルまではいかないにしても、独り立ちをして、頼ってもらえるような存在になれたらいいなと思っています。社内だけでなく、取引関係者様からも気軽にご相談いただけるような存在になれるよう頑張ります。

My Lizovation

わたしの取り組み

新座市に店舗を構えていた天ぷら屋さんが経営不振で閉店となり、後継テナントとしてラーメン屋を誘致したことがありました。解約の手続きでやりとりをするなか、前契約者様が口にしたのは、アルバイトのこれからに対する不安。「新しいバイト先を探させるのは心苦しい」申し訳さそうに語る前契約者様の表情を見て、ある所へ連絡をしました。それは後継テナントのラーメン屋さん。事情をお話しし、アルバイトを引き継いでいただけないか相談したところ「経験者ならむしろ大歓迎です!」と快諾していただくことができました。さらに内装や厨房も引き継ぐことで、解約される店舗の原状回復費用も抑えることもでき、前契約者様も、そこで働くアルバイトの皆さんも喜んでくださいました。困難な状況を乗り越え、新たな可能性を見出すことの大切さ、そして地域のつながりの重要性を改めて思わせてくれた出来事でした。

~ わたしたちと共に、まち をつくりませんか? ~
新卒採用 ENTRY キャリア採用 ENTRY