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Cross talk
『不動産企業』から『ふるさとまちづくり企業』へ大きく舵を切ったリゾン。地域に根差しながらも時代とともに進化と変化をつづけるリゾンならではの事業の強みとはなにか。そして、リゾンで働く社員に求めていることについて、役員の方に熱く語っていただきました。
M.Sato
佐藤 雅章
取締役
2014年 中途入社
Y.Kamisugi
神杉 祐一郎
常務取締役
2005年 新卒入社
H.Nishimura
西村 英郎
取締役
2001年 新卒入社
01 -
業務推進本部とリゾンサービス本部を統括しています。業務推進本部は賃貸部門における家賃の管理や更新関連の業務、会社全体の広報、最近だと社内DXやRPAなど業務効率の部分にも注力しており、事業全般の推進を行っています。リゾンサービス本部は工事部隊。リゾンの管理物件の原状回復工事や大規模修繕、消防設備などの法定点検を請け負っています。
私が統括しているのは営業本部と経営戦略本部。営業本部については地域のオーナー様を担当する部門、住宅などの販売をする販売部門、そこでつくるアパートや住宅の設計・施工といった建築にかかわる部門。地主様やオーナー様だけでなく、法人様を担当する部門もここに入ります。経営戦略本部は総務・経理など、今期はそこに新たにITデザイン推進部が加わりました。
賃貸事業本部を統括しています。賃貸のお部屋探しの窓口となる10店舗。株式会社コミュニティ保証というところで家賃の保証会社も担当しています。賃貸の店舗についてはリーシング(お部屋探し)、その他にはプロパティマネジメントとして、オーナー様からお預かりしたアパートやマンション、駐車場の管理といった部分も私たちの大切な仕事となります。
今期からは、全社的にITに力を入れようと思っています。ITデザイン推進部はもともと私が統括していた本部にあったのですが、業務効率的な部分を考えたときに総務・経理がある経営戦略本部にあるのが良いと思い、神杉常務にお願いしました。
社内DX化をさらに加速させ、全社的に業務効率化や生産性向上を目指して取り組んでいきます。
賃貸事業本部で今力を入れているのは、高齢者や外国籍の方に向けた専門商品の開発です。高齢者向けにハピネスサポートといって、お部屋のなかにセンサーをつけて、万が一のときに助けられる仕組みをつくったり、言葉が通じない外国籍の方向けに、翻訳サポートを外部に委託したり。借主だけなく、オーナー様や近隣住民の方にも安心していただけるサービスを開発しています。
02 -
地域を絞ってやっているところ。4市以外に板橋、練馬、富士見まで伸ばしていますが、あくまで目の届く範囲内で営業をしています。急な遠方への転勤もないので、本当の意味でお客様と一生のつき合いができる。あとは通常の不動産業は数字ありきですがリゾンはちがう。お客様のためになっているかという部分を軸としてやるところが、手前味噌ですが誠実な会社だなと。お客様にメリットがなければ「今は引っ越さないほうが」と正直に伝えます。
不動産の枠にとらわれないところでしょうか。オーナー様との関係が本当に深い。普通なら建てませんか、買いませんか、売りませんかというのが通常の不動産会社ですが、リゾンはまったくスタンスが違います。オーナー様、お客様の永続繁栄を目指すやりとりのなかで、5年・10年…さらに先に向けたやりとりができるというのが、最大の強みだと思います。
私は中途入社です。以前はおなじ埼玉で不動産の仕事をやっていたので、リゾンのことは昔から知っていました。当時から東武東上線のこの4市だけは、入るスキがなかったですね。やはり、67年という歴史。積み重ねた時間。これはなかなか太刀打ちできない。親子2代のつき合いというのはよくありますが、リゾンは3代、いや4代にわたるつき合いもある。家族以上に、その一族の歴史を知っている。これはなかなかできることではないのかなと。
お客様との会話で「ちょっとそれはできません」というのが基本的にありません。たとえば地主様が体調を崩されて「今は畑仕事ができない」と言われれば、スーツに手ぬぐいをぶら下げて、長靴を履いて畑仕事のお手伝いをしたり、草刈りをしたり。利益のためではなく、少しでもお客様のお困りごとを解決する力になりたいという素直な思いで、だれもが自然と行動に移せる。あくまでも利益は二の次。そんな会社はなかなかありません。
よくあるご相談が、地主様のご子息の結婚相手に関するご相談。じつは不動産のことよりも、何十代と続いてきた一族のご長男が50歳を過ぎても結婚していないことの方が、切実な悩みだったりします。各方面にお声がけをして婚活パーティを開き、デートプランを練ったり、服装のアドバイスをしたり。あとプロポーズするだけなのに、最後の一押しができない方がいて、モンブランのボールペンを買って、婚姻届けと一緒に持って行ったこともあります。
普通なら相談を受けて「そうですか、大変ですね」で終わりますが、リゾンの営業は最後までとことん向き合う。「それをやって何が儲かるの?」と言われたら儲からない。でも、それをやったらオーナー様からの信頼はもうすごいことになりますよね。その他にもFMラジオの運営をやったり、区画整理をやったり、地域イベントをやったり。私たちは自分たちを不動産業だとは思っていません。これが、ふるさとまちづくり企業のあるべき姿だと考えています。
03 -
リゾンでは、さまざまな地域イベントを実施しています。ハロウィンやクリスマスイベントでは、リゾンちゃんという弊社のキャラクターを連れて保育園や幼稚園をまわったり、彩夏祭でブースを出してかき氷を振舞ったり。そこでふれあった子どもたちが大人になり、部屋を借りるだとか家を買うとなったときに、リゾンを思い出してもらえたら嬉しいですね。『思い出のなかにリゾンがある』という感じになってくるといいなと思います。
ふるさとまちづくり企業へと方向転換する前は、完全に不動産会社でしたからね。数字を求める感じでした。ここ10年で「ふるさとまちづくり企業」へと方向転換をして、その想いが全社員に浸透しており、すでにこれだけの取り組みができている。今、こうして話している瞬間にも、新たな取り組みのタネが生まれているかもしれません。今の状態を見ると、5・10年後はどうなっているのだろうという期待はありますよね。
物件シェアでいうと朝霞市で27%、和光市で20%弱。つまり4分の1はリゾンの管理物件ということになります。しかし逆算すれば7割超は未受託物件ということでもある。まだまだ新規開拓も必要です。仕事を取りに行くのではなく「リゾンとなら人生が楽しくなりそうだ」と思ってもらえるお客様を増やす。今では「リゾンと取引するとこんなに楽しいイベントに参加できる」とお客様がまわりに宣伝してくれるほどです。まちづくりという切り口で、巡り巡っておつきあいがはじまり、お客様が増えていく。そんなつながりを増やしていきたいですね。
そのためにも社員には、何事にもチャレンジする気持ちを忘れずにやってもらいたいです。個人個人がイキイキと、自分の人生を生きたなかでの仕事ということで信念を持って取り組んでもらえたらなと思います。面接時に語られる熱い思いも、経験を積んでいくとついつい忘れてしまいがち。その気持ちをもう一度、熱くしてくれるのが地域のお客様だったりします。失敗から学ぶことはあっても失うことはありません。思い切りに期待したいですね。
当社が大切にしている言葉に「与贈」があります。見返りを求めずに、ギブアンドギブの精神でやっていると、結果的に自分に戻ってくるというのを実感できる。自分さえよければではなく、本当にお客様のためを思った行動、地域のためを思った行動、自分の近くにいる社員の誰々のためを思った行動。そういうひとつひとつの行動を大切にできる社員が増えれば、自然と組織も強くなっていくはず。自分も含めて、もっとできたらなと思っています。
仕事を楽しむ。これに勝るものはないのかなと思っています。お客様とゴルフに行ったり、釣りをしたり、デートコースを決めたり。うちの営業はできる人ほど、はたから見ると「ただ遊んでいるだけなのでは?」と思われがちです。自分だけが儲かりたい、評価されたいでは私たちのスタイルには合わないでしょう。お客様がこれを必要としているから一緒にやるんだ、という強い思いで取り組む。やり切ったときの興奮を体験してもらいたいです。
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埼玉県の朝霞市、志木市、和光市、
新座市のエリアを中心に
「不動産事業」を展開している当社。
しかし当社は、単なる不動産会社ではありません。
私たちが目指しているのは”まちをつくる企業”です。
土地や建物のオーナー様はもちろん、
地域に住む方々が、いつまでも暮らしたいと想えるように。
人と人が繋がり、充実した日々が送れるように。
次の世代、その次の世代が「ふるさと」として誇れるように。
不動産事業を軸に、幅広い事業を展開しています。
地域のお祭りへの参加、ラジオ局の開局、
事業継承サポート、商店街・町内会活動の支援など…
地域の方々に喜ばれることであれば、
すべて事業として取り扱う。
それが私たち、リゾンです。
地域に住む方々、
これから新たに暮らしを始める方々にとって、
「ふるさと」として愛される場所にするために。
私たちと共に、まちを つくろう。