Interview

社員インタビュー

住んだあとの人生も設計する。
それこそが、リゾンの設計士。

企画設計部門 幸せデザイン課 課長

N. Suzuki

2003年入社

大学で建築を学びながら、アルバイトでは接客業に従事。住宅と接客に関われる業界で働きたい思いからリゾンへ入社。入社後は賃貸部門、メンテナンス部門を経験したのち、現在は幸せデザイン課にて企画設計を担当。子どもの頃から思い描いていた「建築士になりたい」という夢を叶え、一級建築士として従事。

01 -

妥協はしないし、お客様にもさせません。

幸せデザイン課にて、住宅の設計や街並みのデザインを手掛けています。主なミッションは、幸せな未来が見える住宅づくり。3LDKや4LDKなど、物理的な箱を用意するのではありません。この街に住んだら、こんな人生を楽しんで、こんな人との繋がりができると思い描ける家。住宅の性能や耐震などのハード面に加えて、趣味のガーデニングが楽しめる家や、愛犬と楽しむ時間がより豊かになる家など、ソフト面も持ち合わせたハイブリッドな商品をお客様・地域に提供しています。大切にしているのは、お客様に寄り添う姿勢。お客様が納得するまでプランを提案します。「なんでそこまでやってくれるんですか?」とよく言われますが、理由はシンプル。納得できる住まいを一緒に共創したいから。納得できないプランで家を建てなければいけないって、そんな理不尽なことはありませんからね。それはプロの仕事とは呼べない。だからこそ、お客様には「気になるところがあれば遠慮せずに言ってください。納得できていない状態で先に進むのだけはやめましょう」とお伝えしています。妥協をしない住まいづくりは、お客様に満足していただけるだけでなく、プロの目から見ても「いい家ができたな」と誇らしい気持ちになり、それが次の案件への原動力にもなるんです。

02 -

前例がない?ならば、リゾンが前例になればいい。

100人中90人がいいと思うものをつくるのか、100人中10人がいいと思うものをつくるのか。リゾンは迷わず後者を選びます。和光市で進めている『和光地中海Village』は、地中海の街並みを模した街をつくり上げるプロジェクト。すべての人がその仕様を好むわけではありません。「新婚旅行で見た地中海の街並みが忘れられない」など、地中海に思い入れのある人にとっては特別な場所であり、そういった想いを持つ人に住んでもらいたいと考えています。このコンセプトは、南プロヴァンスの街並みに魅了された今は亡き橋本会長の想いからはじまり、リゾンでは長きに渡りプロヴァンスをイメージした街並みを作ってきました。
そこからの進化として、イタリア・スペイン・ギリシャの街並みを再現するために、建物・風土・気候・文化など分析を行いました。現在(2024年4月)は、分譲地全体をイタリア・スペイン・ギリシャの3つのゾーンに分け、全27棟のうち5棟が完成しています。別の現場ではちょっと違ったモダンな住まいや、共働きの夫婦に焦点を当てた住まいも提供する予定です。他社がやっていないことをやりたくなるのが、リゾンという会社。大変だと騒ぎながら、楽しんでいる自分がいます。

03 -

仕事も頑張りますが、家庭を犠牲にするつもりもありません。

幸せデザイン課は4名体制。部署長を任されています。実はわたし、子育て中ということもあって時短勤務。家庭を犠牲にしてはいけないというのが、わたしが仕事をするうえで大切にしている信念。それにキャリアを積むたびに家庭を犠牲にしはじめたら、だれも上を目指したいと思わなくなりますよね。「家庭を大切にしながらでもできるんだ、それならわたしもできそう」と思ってくれる社員が増えたらいいなと思っています。なので、9時からはじまる会議にムリに間に合わせることもしません。わたしも「子どものお迎えがあるので帰ります」と言って、早く帰らせていただいています。それでも会社がいいよと言ってくれる体制はありがたいです。
わたしは3年毎くらいに目標が変わるタイプでして。入社したころの目標は「3年は辞めない」。その後は「建築士の資格を取る」「趣味と仕事を両方犠牲にせずにやる」「母の目線で建築設計をする」など、さまざまな目標をたててきました。そして今は「時短勤務のワーキングママでも部署長を務める」を目標にしています。
お客様だけでなく、後輩たちにも夢を魅せられるよう、これからも精一杯楽しんでいきたいと思います。

My Lizovation

わたしの取り組み

築40年の古民家の建て替え工事に、設計として携わった時の話。そのお家は60代のご夫婦とそのお母様の3人家族。お母様が寂しそうな顔をされているのを見て、私が子どもの頃、住んでいた古い家を取り壊した際「全部壊されちゃったな…」とお母様が呟いていたことを思い出しました。お施主家族全員、さらにはご親戚の方々にも喜んでいただける方法はないかと模索し、辿り着いたのが『歴史を継承する家』。お施主様と相談し、旧家屋から欄間や神棚、床柱など、歴史の詰まった古い建具をキレイに取り外しました。汚れているものは洗浄し、磨いて修復し、新居の一部に。玄関には旧家屋の建材や鬼瓦を使ったギャラリーを設けて、歴史を語れる場を設えました。
結果、完成後の内覧会ではとても喜んでいただくことができました。

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